もちろんこの楽曲が技術的にも音楽的にも安易に演奏できるとは微塵も思っていないが、それにしてもチャレンジの大変な楽曲だと思う。 バッハのヴァイオリンのためのパルティータ第2番からシャコンヌの楽譜である。 今やサクソフォン奏者の当たり前のレパートリーの1つになってしまいそうであるが、演奏する方は尋常でない集中力と技術を要する。...
先日、浜離宮朝日ホールへクローバー・サクソフォン・カルテットの演奏会を聴きにいってきた。 私が大学3年の時から育てて下さった、林田祐和先生がソプラノサクソフォンを担当しているカルテットだ。 また、おそらく人生初めて手にしたサクソフォンカルテットのCDはクローバーのものだし、まさに子供の頃から憧れだった存在のように思う。...